第3回定期演奏会開催しました

2022年7月10日(日)、和歌山市高松にある県立図書館2階のメディア・アート・ホールにおいて、第3回定期演奏会を開催いたしました。
 

お陰様で、今年も大勢のお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。 

座席について、当ホールの収容人数である300席の準備は、現在の社会情勢から今年も叶うことはできませんでしたが、昨年より50席増やした200席を準備できました。
しかし、開演時間前にはそれも満席になってしまい、今年も入場をお断りせざるを得ないお客様が出てしまいました。本当に申し訳ありませんでした。

第1部は「交響的前奏曲」で開始し、「音楽で時代を振り返る」をテーマに戦後から平成後期の期間で5曲(アンコールの令和「パプリカ」を入れると6曲)を演奏しました。

「交響的前奏曲」は奥が深く、弾けば弾くほど曲の良さと難しさを実感しました。もっともっと弾きこみたい曲です。

「ピンクレディーメドレー」は、よく聞いていた世代のお客様が多く、懐かしく・楽しく聞いていただいたようです。

 

第2部は「レ・ミゼラブルメドレー」「茜」「舞踊風組曲第2番」を演奏しました。

「レ・ミゼラブルメドレー」は、ドラマチックな構成になっており、切なくなるような物静かな部分から、力強く重厚な部分まである、弾いても聞いても楽しめる曲でした。また、クライマックス前にマンドラのソロがあるのですが、普段あまりマンドラで使用しない音域を敢えてこの楽器で演奏することで、何とも言えない繊細で切ないフレーズになっています。お客様からもこのソロ演奏が良かったと多くの感想をいただきました。

マンドリンオリジナルである茜・舞踊風組曲第2番は、初めて聞くお客様にもとても好評でした。

「茜」は夕空の風景をイメージさせる、静かな抒情的な曲です。「舞踊風組曲第2番」は途中変拍子もある、スピード感あふれる曲で、長年に渡り非常に高い人気のある曲のひとつです。これらの曲を通じて、マンドリン音楽の良さを感じていただけたのでは無いでしょうか。

次回、第4回定期演奏会は2023年7月ごろの開催を予定しています。具体的な日時等が決まりましたら、ホームページでご案内いたします。